「生活習慣病と歯周病に関する研修会」の問題
■下記の問題を解き、解答を
解答フォーム にて事務局あて送信お願い致します。
- ①「呼吸器疾患(誤嚥性肺炎)と歯周病」に関する問題
- Q1. 誤嚥をきたしやすい項目として間違っているものをひとつ選べ。
- 脳血管障害
- 睡眠薬の服用
- 咳反射の亢進
- 口腔内の異常
- Q2. 間違っているものをひとつ選べ。
- 歯周病は喫煙により増悪する。
- 健常者でも夜間に誤嚥が起きている。
- 口腔ケアにより肺炎死亡率は低下する。
- 口腔ケアは肺炎予防のために推奨される。
- Q3. 歯周病との関連で間違っているものをひとつ選べ。
- 気管支喘息の発症低下
- 誤嚥性肺炎の発症の増加
- 新型コロナウイルス肺炎の病状増悪
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)の発症増加
- ②「妊娠合併症と歯周病」に関する問題
- Q1. 下記のAとBに当てはまる組み合わせを選べ。
日本の早産率(2018年)はおよそ(A)%であり、米国より(B)である。
- A(5.6) B(低率)
- A(12.0) B(低率)
- A(5.6) B(高率)
- A(12.0) B(高率)
- Q2. 下記のAとBに当てはまる組み合わせを選べ。
歯周病は早産に関係(A)。また、妊娠高血圧症候群の発症に関係(B)。
- A(している) B(している)
- A(している) B(していない)
- A(していない) B(している)
- A(していない) B(していない)
- Q3. 下記のAとBに当てはまる組み合わせを選べ。
妊娠中に歯周病の治療を行うことによって、早産率を減少することが(A)。
また、妊娠高血圧の発症は妊娠中に歯周病の治療を行うことによって、予防(B)。
- A(できる) B(できる)
- A(できる) B(できない)
- A(できない) B(できる)
- A(できない) B(できない)
- ③「アルツハイマー型認知症と歯周病」
今回問題提出無し
- ④「心血管疾患(動脈硬化)と歯周病」に関する問題
- Q1. 心筋梗塞の古典的危険因子に含まれないのはどれか
- 喫煙
- 飲酒
- 糖尿病
- 高血圧症
- Q2. 歯周病と冠動脈疾患について誤っているのはどれか
- 歯周病が重い人ほど冠動脈疾患の罹患率が高い
- 若年者の方が歯周病の重症度と全死亡との相関が高い
- 高齢者の方が歯周病の重症度と冠動脈疾患罹患率との相関が高い
- 歯がない人は歯肉炎や歯周炎の人より冠動脈疾患の罹患率が高い
- Q3. 歯周病菌の一つであるporphyromonas gingivalisと動脈硬化に関する研究で実際に報告されていないのはどれか
- ヒトの動脈硬化組織から同菌のDNAが検出された
- ヒトの動脈硬化組織から免疫染色にて同菌が検出された
- マウスに同菌を注射投与すると、動脈硬化の進行が促進された
- 抗生物質の投与により同菌を殺菌すると、動脈硬化の進展が予防された
- ⑤「糖尿病・生活習慣病」に関する問題
- Q1. 糖尿病と生活習慣病に共通するリスク因子でないのはどれか。1つ選べ。
- 喫煙
- 身体活動低下
- 不健康な食事
- 皮下脂肪の蓄積
- Q2. 糖尿病と歯周病の関係について誤りはどれか。1つ選べ。
- 境界型で歯周病の有病率が増える
- 糖尿病で歯周病の有病率が増える
- 血糖管理の良好な糖尿病では(米国人33-44才)、歯周病の有病率は高くない
- 糖尿病では喫煙をやめても歯周病は減らない
- Q3. 歯周病の治療と糖尿病の関係について誤りはどれか。1つ選べ。
- 歯周病治療(ディープクリーニング)は血中の糖化ヘモグロビン(HbA1c)を改善する
- 歯周病に対する抗生物質治療は糖化ヘモグロビン(HbA1c)を改善する
- 末期歯周炎う歯の抜歯で血中の糖化ヘモグロビン(HbA1c)を改善する
- 歯周病治療は、血液の炎症性マーカー(TNFα、C反応性タンパク質)を低下させる
- ⑥「全身疾患のリスク因子としての歯周病」に関する問題
- Q1. 歯周病と相互に影響を及ぼすと考えられている疾患はどれか。
- 心筋梗塞
- 誤嚥性肺炎
- 糖尿病
- 腹部大動脈瘤
- Q2. 歯周炎の病因である細菌学的変遷の順序について正しいのはどれか。
- 非特異細菌説→特異細菌説→レッドコンプレックス→PSD
- 特異細菌説→非特異細菌説→レッドコンプレックス→PSD
- 非特異細菌説→特異細菌説→PSD→レッドコンプレックス
- PSD→非特異細菌説→特異細菌説→レッドコンプレックス
- Q3. 「健康日本21(第2次)」の中で、主要な生活習慣病(がん、循環器疾患、糖尿病、COPD)をNCD対策という枠組みでとらえ、取り組むべき必要な対策を示している。NCDすべてに有効な対策はどれか。
- 禁煙
- 健康な食事
- 身体活動の増加
- リスクを高める飲酒の減少
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●問題の解答は7月中にこちらのページに掲載を致します。